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帰国子女の国語

小学生のほとんどをアメリカで過ごした長男Husky。
生まれてから言葉の発信も遅くて一人でいることが多かった。

アメリカでは日本語補習校に通っていたが四年生で辞めてしまった。
その後の日本語を支えたのは
ドラえもんから始まった漫画本だった。
野球をしていたのでドカベンもキャプテンも読んだ。

そして学習歴史漫画を何十冊も読んだ。
何度も何度も読み返して、中学3年まで読み返していたように思う。
彼の日本語力はそれらが支えた。

しかし、高校に入り、少し特殊な学校なので一般的な教科書を使わない。
決められた本を丸々読み解くのだ。時代背景や書き手の人生も知らないといけない。
それも数冊読み解いてテーマを持ってその数冊を比べて論ずることが求められる。

一般的な学校教育だと唐突に小説の一部抜粋を読んだり
時代背景もわからずに漢文を読んだりする。

その唐突ぶりにただただ覚えること、質問に合わせた答え方のスタイルを身につけることばかりに注視させられていたように思う。

Huskyは高校が始まった頃、中学生からの「日本語は苦手」があり、積極的にはなれなかったようだ。
担任が国語だったこともあり、初めて対面した時に私は恐縮する感じで目を合わせずに
「忘れ物が多くて遅刻が多くてすみません」と言い、「国語も....」と言いかけた。

すると先生は「彼の語彙力と表現力、そして一番は読解力は群を抜いています」と。
私は思わず「いやいや先生、それは誰かと間違っているかと思います。うちの子の名前はHuskyですよ」
と言った。
先生は間髪入れずに「そうですよ、もちろん、Huskyくんですよ。私は毎回感動しています。漢字とか覚えることとか色々ありますけど、これらはなかなか身に付くものではありません。自信を持って欲しいです。」と。

このことを本人に伝えると
「そうなんだー。確かにこの前、遅刻して教室に入ったら先生がいきなり本について質問してきて、それに答えたら遅刻を無しにしてくれた」と。

ちょっと微妙な対応だとは思うけれど、先生は相当認めてくれているんだなあと感じた出来事だった。

現在、日本人でもあまり読まれていない太宰治、夏目漱石、森鴎外などを読み続けている。
国語が面白いんだよなーと呟いてた。
帰国子女の国語_d0396267_22211500.jpg
アメリカにいた頃、Huskyがよく欲しがった。
学校でのスナックタイムに友達が持ってきているらしいのだ。
1こ1ドルくらいに当たるので結構高い!と私は思ってあまり買わなかった。




by oreganorosemary | 2025-12-13 22:25 | Husky長男 | Comments(0)

五年ほど外国にいました。こどもたちと色々歩いて話しています。


by oregano*rosemary
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